3Dプリンターを買った
先日VoxelabのAquilaという3Dプリンターを購入しました。以前から欲しいな〜と思っていた3D printerを一人暮らしを始めたしいい機会だと思って購入してみました。3Dプリンター自体は初めてではなく、今まではfab施設の方に3D CADのデータを送って出力作業はお任せしていたので実際に自分で印刷するのは初でした。
Aquilaシリーズの一番廉価モデルで2万円のものなのであまり期待していなかったのですが、届いて組み立ててみるとかなりちゃんとしています。無骨なアルミフレームのフォルムにガラスプレートがついています。かっこいい
試しにDEMOでついているデータを出力してみました。パラメーターの調整なしでもかなり綺麗に出力できています、2万円のプリンターすごい
CAD
ネット上にあるデータを印刷して遊んでいたのですが、そろそろ自分で作りたくなってきました。ちょうど3D printerをお持ちの方にthinkerCADというweb appを教えていただいたのでこれで遊び始めました。
しばらく遊んでいて思ったことは3D printerの印刷可能性といいますか、パソコンの上で自由に3Dデータを作るだけではダメで実際に積層していく段階で無理のない形にしておかないと出力できないということをよく考えないといけないなということです。
今回購入した積層型のプリンターは素材を少しずつ溶かして積み重ねることで出力する方式なので空中に素材を出力することはできず、スライサーによってサポートをくっつける必要があります。このサポートがいざ出力してみるとポキポキ折れてしまいなかなか狙った通りの出力ができませんでした。サポートの形状や密度などを調整することで綺麗に出力することもできそうなのですが、今の自分にはスライサーソフトを調整するスキルがなくそれ以前の3D CAD時点で無理のない立体を作らないといけないな〜と考えるようになりました。
きっかけ
お散歩のお供にいろいろなポットキャストを聞いていて、そのうちの一つのImage Castのなかで#生活治具という話が出てきます。生活の一部を便利にするための治具のことらしいのです。このポッドキャストを聞き、このポッドキャストのあずまさんがツイートする治具の写真をみていると自分でもやってみたくなり購入を検討することにしました。
一人暮らしにも慣れてきて、なんとなく不便なところがいくつか出てきたのでぼちぼち治具作りに挑戦中です。